「現像写真」をデータにするやり方

お客様から届くご相談で多いのが、「現像写真を当店にどう送ればいいのか?」というお悩みです。

当店はデータでお写真をお受け取りし、それを加工する作業をしておりますが、現像写真をきれいにデータで取り込むことは、実はなかなか大変です。

遺影にされたいお写真は、多くの場合古いことが多く、画質も荒いケースがほとんどです。そうしたお写真をお手持ちのカメラや、スマートフォンで上から撮影すると、手ブレでさらにぼけたり、照明の加減で光ってしまったり、反対に影ができてしまったり、写真を斜めから撮影してしまって、写真が歪んで見えたり。なかなか難しい問題です。そこで当店では、最近、お客様のお近くのコンビニで「スキャン」をすることをオススメしています。コンビニは全国どこでもありますし、セブンイレブンでもファミリーマート、ローソンでも、かかる費用も30円だけです。わずか30円で現像写真をUSBなどにデータとして取り込むことができます。

ただ、スキャンする場合には、画質を高画質で取り込むようにしてください。コンビニによって設定方法は違いますが、写真用で高画質の設定を選ぶと、もともとの現像写真とほぼ遜色ない程度の画質でデータとして取り込むことができます。ぜひ、お試しください。

さまざまなサイズ

これまで4切サイズを中心に5種類ほどで展開していた写真加工のサイズを、お客様の声をうけて、10種類に増やしました。

きっかけは、あるお客様とのやりとりです。最初の御注文では「2L」サイズを選ばれていましたが、くわしくお聞きすると、特定の別のサイズで御写真をつくりたいことがわかりました。印刷はできませんが、データ加工であればすぐにご対応できましたので、そうしました。念のため「何にお使いですか?」とお聞きすると、「屋内墓で使うためです」とのことでした。屋内墓ですとモニターに画像が表示されますので、その際の映像に特定のサイズが必要だったのです。

選択肢が限られていると、お客様も最適なサイズが選べないことに気づきましたので、印刷に対応できる写真サイズを10種類に増やしたほか、フリーサイズにも対応できるようにいたしました。注文時にサイズ欄で「自由サイズ」を選びますと、ご自身でご希望のサイズを指定できます。ぜひご活用ください。

ちなみに、私は自宅に両親の遺影や家族写真をいくつか並べています。額縁にあわせて丸く切り抜いた写真や、家族全員がうつった横長のもの、昔飼っていた2匹の愛犬の写真もあって、時々眺めて、懐かしんでいます。

お盆が終わって

8月に入る前後、たぶん、皆さまお盆でご親族とお集まりになるなどの機会があったんだと思います。当店への注文も立て込む時期でした。「遺影写真はあるけど、経年劣化で色あせしてきたので、作り直して」というご注文もいただきました。当店では、印刷の場合でも、データもお渡ししますから、後日、印刷がまた必要になったときでも安心できます。

「あさっての葬儀に間にあわせてほしい」というような注文も時々いただきます。ほかのお客様の作業をひとまず中断して、急いで作業に入れば、2時間ほどで写真加工は終わります。ただ、印刷となると、そうは行きません。印刷して発送となると、お客様のご住まいにもよりますが、間に合わない場合もございます。そうした場合は、「間に合わない可能性が高いので、データで送りますので、ご近所の写真屋さんで印刷できますか?」とご相談させていただきます。せっかく当店にご注文いただいたのは光栄ですが、大事な式に間に合わないか心配ですので、確実な方法をお勧めしています。

お盆が終わって、週明けからは9月。年度の後半が始まります。当店も身を引き締めて、お客様の1枚1枚の御写真に向かいあいたいと思います。

家族

お客様から送られてくる御写真で比較的多いパターンは、家族で一緒にうつった御写真です。特に結婚式でしょうか。テーブルを囲んで3世代がそろって笑顔を見せているなかで、「手前のおじいさんをお願いします」「右にうつっている女性をお願いします」など、そうしたご注文が寄せられます。様々な家族が笑顔でうつっている御写真を見ると、その写真のなかに様々な物語、人生が凝縮されているのを感じます。そしてどの写真にも家族の絆を感じます。